2005年06月11日
役員削減で意思決定の迅速化?
「役員の数を減らすのは意思決定の迅速化のためなのか?」という記事を見つけました。
最近は役員の数を減らすといったことが流行のように行われています。役員削減により意思決定が迅速になると言うのは納得できます。
少人数になれば意思決定が迅速化できるというのは、意思決定者として選ばれた人がさまざまなことに精通していて、あるいは、スグに精通することができて初めて言えることであろう。意思決定が迅速にできるには、問題に対して精通している必要があります。役員を減らす過程で、ある問題に対して精通している人がゼロになったら、意思決定の迅速化どころか問題の把握から始めなければいけないか、間違った判断を迅速に出してしまうかになってしまうでしょう。
しかしながら、実際には、なかなかそんな理想どおりにはいかない。ただポストが減って、権限が十分に委譲されず、実践の中で経験できる機会も少なくなり、意思決定者に選ばれても、なかなか意思決定できないことが多いのではないか?特に大企業では、展開している事業が多岐にわたっており、すべてを把握するのは至難の業であろう。役員削減で意思決定の迅速化を実現できれば言うことがないのですが、実現には壁がたくさんありそうです。