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2005年02月22日
産業再生機構
産業再生機構が、2月3日に開催した産業再生委員会において支援先の選定を打ち切ったそうだ。産業再生機構の最終的な支援数は41件で終了し、当初目標であった100件には届かなかった。
「木村剛さんのブログ」では、『1ヶ月にほぼ2件のペースということだから悪くはない。また、ダイエーやカネボウなど大型案件の処理に一定の役割を果たしたことも確かである。』とある。
産業再生機構とは、その名の通り「産業を再生」させる国の機関である。多くの問題を抱え経営不振に陥っている企業の手助けをするものだ。
産業再生機構の働きによって、産業の再生とともに不良債権の処理も促進され、産業再生機構の働きはなかなかだったと思う。
しかし産業再生機構が支援の選定を打ち切ったと言っても、産業再生機構の仕事が終わったわけではない。支援中の企業も多くあるので、きっちりと支援を完了させて欲しいと思う。
さて木村剛さんのブログでは、産業再生機構の功績を高く評価しております。
その理由は、不良債権処理や産業再生を促進したということではない。私が産業再生機構を賞賛したいのは、産業再生機構自身が自らの解散を決定したからである。木村剛さんの考え方には敬服します。産業再生機構の経済的効果だけでなく、日本の将来を見越した政治的な意味合いにも目を向けているのです。
日本では、時限的に存在するだけだったはずの公的機関がいつの間にか、「解散期間を延期する」ということになり、そして「しばらくの間存続」という話にすりかわり、その「しばらくの間」が半永久的になってしまいがちだ。結局のところ、存続するためにだけ存続する公的機関が増殖するばかりだった。
産業再生機構においても事情は大同小異だったに違いない。天下り先を確保したい霞ヶ関の官僚たちや権力をちらつかせたい政治家どもが産業再生機構の続投を求めて暗躍していた。
しかし、産業再生機構の運営者たちは違った。自分たちの役割は終わったとして頑として解散を貫き通したらしい。 国民との約束を守り、自らの組織の命運を絶つことを決断したのだ。
これは大英断である。わが国行政史上初の快挙なのではあるまいか。この点に関して、私は産業再生機構の運営者の方々に最大限の賛辞を送りたい。公的機関を自ら解散することを決断したことに対して、一国民として拍手喝采したいのだ。この功績は、ダイエーやカネボウを処理したことを遥かに凌駕する金字塔になるに違いない。
広い目を持ち、決断する時はすると、力強く行動すると言うのは大切なことですね。
投稿者 takus : 2005年02月22日 12:18
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